チューリップ

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Tulipa
ユリ科チューリップ

地中海沿岸から中央アジア高地原産。
原種だけでも150種ほどあるそうで、改良品種は8000種にもなるそうです。
16世紀頃、オスマン帝国からヨーロッパに伝わりました。
トルコ駐在のローマ帝国大使がトルコ人に花の名前を聞いたところトルコ人は花の形を聞かれたものと勘違いし、ターバン(ツルバン)と答えた。
それが名前の語源となったそうです。

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1600年代、オランダに渡ったチューリップは改良を重ねられ膨大な品種が作られた。
次第に人々は珍しい花を咲かせる球根を求め大金をつぎ込むようになります。
簡単に増やすことの出来ないチューリップは需要に供給が追いつかず高値で取引されるようになっていきます。
1630年代、投機家が参入してきて庶民を巻き込んだ熱狂時代が始まります。

初めのうちは現物売買が行われていたが、次第に転売で利益を上げる者が出てきて季節を問わず売買できるシステムが望まれるようになり先物取引が始まった。
価格は上昇し、本来安価な品種さえ高値で取引されるようになっていった。

1637年。突然価格が暴落し、市場は混乱した。

バブル経済はいつの時代でも起こるんですね。

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さてさて、そんな歴史とは関係なくチューリップは僕らの目を楽しませてくれます。
現在でもチューリップはオランダのものが品質が良いとされています。

日本に入ってきたのは江戸時代末期。
当時の日本は園芸ブームのさなかですが、日本在来の斑入りの品種や変わり咲きなどの品種がもてはやされ、チューリップはあまり歓迎されなかったとか。
付けられた名前はうっこん草。

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花が終り葉が枯れる初夏を迎える頃には球根の中に翌年咲かせる蕾が出来上がります。
夏の間休眠した球根は冬の低温を経験した後、暖かくなると開花に向けて成長を始めます。

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種子からも育てることが出来ますが開花まで五年以上かかるそうです。
品種改良は違う花を咲かせるタイプを掛け合わせて作りますが、種子を採って花を咲かせても新しい品種になるかは五年以上待たないとなりません。
気の長い話ですね(^_^;)

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秋に植えつけられた球根は冬の低温(5℃~8℃がいいとされています)をひと月以上体感すると発芽の準備が整います。
冬枯れの地面の下でゆっくりと春が来るのを待っているんですね。

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こうやって一面に咲くチューリップを見ることが出来るのは栽培者のいろんな努力や歴史があるんですね。





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週末とあって人がいっぱいです。

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チューリップはかなりオーバー露出にしましたがポピーはノーマル露出。
色の関係かノーマルでないと綺麗に撮れなかったです(^_^;)

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最後の写真をちょっといじって見ました(^^♪
by nen_randir | 2007-04-24 17:51 | FA☆85mmF1.4