f0126204_8492534.jpg

クリックで拡大!

山頂からの予想図です!
足元には河口湖と西湖。
正面に富士山が見えます。
晴れればね(笑)
天気予報がずれて明日は晴れる予報になったのでちょっと期待です。
冠雪した富士山と紅葉を楽しめるのかな?
久しぶりの山歩きなので出来るだけ荷物を減らして軽装で行きたいと思います。
冬山シーズンに向けてトレーニングですね。

ちょっと欝の調子が良くなってきたので出かける気になりました。
誘ってくれた友人に感謝!
ブログを見てくれている方々に感謝!
本当にありがとうございます!!
by nen_randir | 2008-10-24 08:54 | Trekking | Trackback(1) | Comments(4)

久しぶりに山行!

f0126204_0322741.jpg


週末は久しぶりの山行です!
やっと記事を書くネタができた(笑)
場所は富士五湖、西湖の北岸、十二ヶ岳。
地形図を見ると岩山のようです。
きっと紅葉のシーズンでしょう(^^♪

画像中央が多分十二ヶ岳。
どのルートを取るのかな(^^♪
by nen_randir | 2008-10-24 00:35 | Trekking | Trackback | Comments(4)

坪山 後編

f0126204_19181572.jpg

※写真はすべてTAMRON A05で撮影

たいして広くはない山頂で軽いお昼を食べて下山ルートへ向かいました。
山頂でであった夫妻に「そのルートは一部咲いていたよ」とありがたい言葉を戴いた(^^♪

ただ、この下り、、、道っていうより斜面に無理やりつけたような登山道で、ひたすら長~い下り道。
登ってくるのは大変だなぁとか思いながら足を滑らさないように慎重に下っていきます。

f0126204_19221595.jpg

ふと気がつくと足元にはイワカガミの群生が(^^♪
まだ冬葉のままで赤黒い葉ばかりだけど斜面にびっしりと生えていた。
さすがにイワカガミはまだ早いなぁとさらに進むと、、、

f0126204_19241594.jpg

今度はイワウチワに出会った!
Shortia uniflora
イワウメ科イワウチワ属イワウチワ(岩団扇)

イワカガミは花を下に向けてうつむいたように咲くけど、イワウチワは横向きに咲きます。
淡桃色の花が綺麗(^^♪
名前の通り岩の多い斜面などに群生するようです。
群生地に入ると足の踏み場に困るくらいにはびこっていました。

f0126204_19284519.jpg

広角レンズでちょっと見づらいですが斜面はこんな感じにイワウチワだらけ。
見ごろにはちょっと早いかな~とも思ったけどちょうど良かったみたいです。

f0126204_19301068.jpg

一部の区域ではヒカゲツツジも咲き始めていた(^^♪
こっちのほうが本命だったけどまぁ仕方ない^_^;
ここのところ暖かかったから咲き始めてるかな~とちょっと早まっちゃったから。

下り一辺倒の登山道は標高が下がるとヒノキの植樹林帯に入ります。
道はやや緩やかになって麓の川音が聞こえてくると山歩きも終盤を迎えます。
登り始めより1キロちょっと離れた所に出て登山道は終わり。
辺りはあさぎ色のスミレが群生して降りてくる人を迎えてくれているようです。

道路に出てふと脇を見ると花が咲いてる。

f0126204_19353212.jpg

もしやと思って斜面を少し登るとニリンソウが咲いていた。
地元でも咲き始めたばかりなのでちょっと意外。

ブログに花を載せるようになって、いろんな花の名前を覚えた。
そんな中の一つに偶然でも出会えると嬉しいものです。
バイクを止めた駐車場までの道路沿いにはあちこちでニリンソウが咲いていた。

続きは温泉の紹介(^^♪

More
by nen_randir | 2008-04-08 19:54 | Trekking | Trackback | Comments(14)

山梨の山歩き・・・坪山

坪山

2008年4月6日(日)

山梨と東京奥多摩の境目近くの標高1102mの山を歩いてきました。
地元で発行している地図はこちらです。
コースタイムは登りで2時間。
休憩を入れて合計4時間かな~と思ったら予想通り(^^♪
だいぶ計画通りに歩けるようになってきたかな(笑)

f0126204_6505813.jpg

でも出だしからとんでもないミスを。。。(笑)
あそこら辺ならこの道をはいればいいんだなと、勝手に当たりをつけて現場周辺の地図しか見ていなかった。
おかげで間違いに気づき、到着するまで1時間以上無駄にしてしまいました(笑)

f0126204_6554633.jpg

びりゅう館と言う道の駅見たいな施設からスタートするとしばらくヒノキの植樹林帯を歩きます。
花粉症ではないのですが鼻炎持ちでこんなところ歩くと軽い花粉症のような症状が出ます。
鼻炎の薬を持ってこなかったことを後悔しながらゆっくりと登っていきました。

f0126204_6592148.jpg

前の週の金曜まで喘息がひどく土曜に回復したばかりでの山歩きは思ったよりしんどい(笑)
もともとスロースターターで、体が山歩きになじむまで1時間ほど掛かる事が多いのですが、前回のトレッキングから間も開いてるし病み上がりのためなかなかエンジンが掛からない。。。

f0126204_721318.jpg

小さなピーク(山頂)を越すたびにまだかな~~~ってちょっと辛い山歩き。
だって~このコース、急な登りと下りをひたすら繰り返しながら山頂に向かってるんですもの~
丹沢なら階段になってるな~って斜面をゆっくり登り降りしてやっと坪山の山頂が見えてきた。

f0126204_751273.jpg

前回の記事で書いたヒカゲツツジを調べていて見つけた山なんですが、岩や岩礫の増えてくる山頂付近でやっとヒカゲツツジに出会えました。
残念ながらちょっと早かったようで、(見ごろは4月上旬~下旬と紹介されていた)まだ花は固い蕾の中。。。。
時々黄色く膨らんでいる蕾もありますが山頂までは咲いているところを見かけませんでした。

f0126204_793476.jpg

午前11時にスタートして休憩を挟みながら山頂到着は午後の1時半。
まぁまぁのペースですかね。
坪山山頂はきっと名前の由来なのだろう、狭く、数坪しかない山頂。
景色も周りの山のほうが高い山が多いので遠くまで見渡すことが出来ません。
そんなんでお昼を食べて早々に下山することにしました。
下山コースはヒカゲツツジ、イワカガミ、イワウチワの群生地。
咲いてる花に出会えないかな(^^♪
と、期待しながら下り始めました~

てな所で続きはまた今度(笑)

昨日早く寝ちゃったから朝っぱらから更新してます(笑)
ではでは~~
by nen_randir | 2008-04-07 07:20 | Trekking | Trackback | Comments(6)

塔ノ岳へ!

番外編その2
本編はこちらから

f0126204_1738440.jpg

ist*DS2 HDR処理

歩き始めたのは朝の7時でした。
下りきったのが夕方6時。
休憩は合計1時間ほどだと思うので約10時間歩きっぱなしだったことになります。
初めての雪山なのと写真を撮る時間を入れるとどうしてもこのくらいは掛かってしまうのかな。
丹沢山と蛭ヶ岳に登ったときは距離18キロ弱で11時間掛かってるので僕の体力だとこんなペースがいいのかもしれません。
GPSでもあれば正確な時間などを記録できるんですが、、、
そのうち欲しいアイテムです。
今は撮った写真の時間を参考にタイムを割り出しています。

登山中は重たいものは食べないようにしているので帰ってくると体重が2~3キロ落ちてることもあります。
今回は水を持っていかなかった。暖かいお茶だけを持っていった。これも失敗だったなぁ
前回よりも日差しが強かったため冷たい飲みのものが飲みたくて。。。^_^;

さてさて失敗談などはこのくらいにして。

f0126204_17435627.jpg

山に登ればいろんな方とすれ違います。
前回は短パン姿の荷揚師を見かけました。
今回は、、、写真でわかります?
Tシャツ1枚で登ってくる方がいます!
いくらきつい登りでも寒くないのかなぁ^_^;

すれ違いざまに足元を見るとゴム長靴。。。。
え~^_^;
あの雪ですべりやすい大倉尾根をゴム長靴です。。。
ツワモノデスネ・・・

f0126204_1821857.jpg

風紋って言うんでしたっけ?
波打つように積もった雪が日にあたってキラキラしてます。
新大日についた頃からだいぶ気持ちに余裕が出てきたような気がします。
それまでは説明的な写真を撮っていましたが後半はこんなのも撮ることが出来ました。

f0126204_1875952.jpg

小型のキツツキ、コゲラですね~
チョロチョロ動いてなかなか止まってくれない。おかげで被写体ぶればかりでなんとかまともなものを等倍でトリミングしました。いままで近所の公園でも見ることはあったのですが写真を撮れたのは初めて!(^^♪
一生懸命木をつついていたからかこちらには気がつかずに真下まで寄ることができました。



僕はなぜ山に登るのだろう。
良く考えるテーマです。
いろんなストレスから開放されたい。
リフレッシュするため。
いい景色を眺めたい。

いろいろ浮かんできます。

でも降りた後に思うのは、登りきったんだって気持ち。
やり遂げた達成感が僕をほんの少しだけ強くしてくれるような気がします。
仕事にも人生にもいろんな山がある。
途中で負けてしまうこともあるけれど、一つ一つ乗り越えていきたい。
そんな気持ちになれるから山に登るんだと思います。
体だけでなく精神的な強さも鍛えられるんだと思うのです。
だからまた山に行きます。

きっとね

by nen_randir | 2008-02-17 18:30 | Trekking | Trackback | Comments(10)

Way back

塔ノ岳へ!の番外編その1は帰り道。

今回も前回も、帰り道は同じ大倉尾根。
この尾根のことをまだ書いていませんでしたね。

大倉尾根はバカ尾根とも呼ばれます。
その理由は、、、

山頂から麓の大倉バス停まで約7km。
その大半が斜面となっています。
しかもほとんどが階段または階段状の急な斜面が延々と7kmも続くのです。
麓の標高は300m弱。山頂からはほぼ1200mの標高差を一気に登り降りする尾根なのでそう呼ばれています。

f0126204_21183178.jpg

平らになったところで振り返ると小屋の見える山頂がだいぶ遠くなってきています。山頂から約1kmの辺りです。

f0126204_21221148.jpg

雪山では通常アイゼンと呼ばれる爪のついた滑り止めのスパイクの様なものを靴に装着する。
僕のは6本爪の軽アイゼンと呼ばれるもの。
今回最大のミスはこれ。
写真の通り、土踏まずの部分に爪がついています。両側に4本。写真には写っていませんが足の下、真ん中に2本。計6本です。
使い方は雪に対して平行に足を下ろして爪を食い込ませるように歩くわけですが、急なくだり斜面ではこれが踏ん張れなくって、、、^_^;
登りの表尾根と比べて人通りが多いため街中の雪のように湿ったすべりやすい雪になっているところを下るわけです。

はい、何度も転びました(笑)

すべってすべって仕方ないので一生懸命練習しました!
でも登りで疲れた足は思うようには動いてくれません。しかもどう頑張ってもすべるところはすべるんですね~^_^;
しょうがないのでヤバそうなところではわざとすべってみたりといろいろ試しながら下りました。
結局、、、つま先とかかとに爪のある8~12本のアイゼンが欲しい~~~って思った(笑)

f0126204_2143721.jpg

岩が露出していればその上を歩き、雪だけのところは出来るだけザクザクした荒い雪を歩く。日陰は凍ってるので問題なくアイゼンが効く。日が当たり柔らかくなった雪は注意だ!
こんな斜面を下るわけですからね~
登るのが辛い尾根だから下りにしか使っていないけど雪でこんなに辛いとは思わなかった^_^;

f0126204_21472533.jpg

足元に見える街がほんっと遠かった(笑)

階段も踏み固められてツルツルなので皆さん脇に道を作ってます。雪の深いところはふかふかした雪ですべりにくいんですね。だから出来るだけ人の歩いてないところを探しながら歩くのです。そんな状況でもヒョイヒョイと軽快に下っていく方もいて、うまいなぁとため息。

ま、これも経験です。
どんなことも体験しないことには上達もありませんからねぇ

次回(来シーズンかな?)までには足回りのバージョンアップをしたいな(^^♪

明日も続きま~す!
by nen_randir | 2008-02-16 22:03 | Trekking | Trackback | Comments(10)

塔ノ岳へ! 後編


あと一息と、新大日を出発したのはちょうど午後の1時だった。
午後の日差しが柔らかい日差しを届けてくれている。

f0126204_22273088.jpg

Optio750Z

そんな暖かな日差しをよそに溶ける気配の無い雪は深く、冷たく立ちはだかっている。

f0126204_2230640.jpg

しゃがんで、写真を撮ると両側の雪が壁のように感じ圧倒される。
立ち上がり、また足を進めた。

新大日からひと登りすると小屋が見える。
この辺りはちょっとしたピーク(山頂)ごとに茶屋があったり山小屋がある。廃業して使われていない小屋もあるが、悪天候時に避難できる場所が豊富なのはありがたいことだ。三の塔からも続く尾根道のピークに小屋が建っているのがいくつも見える。おかげであのピークがどこどこだ、とか、この小屋に着いたから後どのくらい、など行程が分かりやすい。

f0126204_23165668.jpg

そしてこの小屋、木ノ又小屋が塔ノ岳までの最後の小屋だ。

あとひとつ。
写真を撮りながらっていうこともあるけれど、思った以上に時間がかかっている。

f0126204_23224962.jpg

ここを下りきれば最後の登り。山頂は見えている。山小屋の屋根も見える。
ああ、ついたんだなぁ
ゆっくりと最後の斜面に取り掛かると山頂から人声が聞こえ始めた。

f0126204_23244555.jpg

今まで歩いてきた表尾根は人通りが少なかった。すれ違った人数は合計でも10人ちょっとと、思っていたよりは多くの人とすれ違ったな。そんなことを思いながら足を進める。
山頂の賑わいがだんだんと大きく聞こえてきた。

大きくなってくる人声に合わせるようにだんだんと気持ちも高ぶってくる。

f0126204_23282676.jpg

(実際の山頂写真ではありません)

ぱっと、視界が開けた!

f0126204_23304299.jpg

標高1491m。
東京タワーの約4.5倍の高さである。

山頂に立ったときの気持ちはどう表現したらいいだろう?
やっとついた、ここまで来た達成感、疲れた、次は下りだ(実際麓まで7kmある)、など喜ぶ前にぐるぐると頭をめぐる言葉。体が休まってくるとだんだんと周囲の状況が見えてきて到着した喜びがこみ上げてくる。

賑やかなわけだねぇ
たくさんの登山者がいた。山荘の子供だろうか?半そでで走り回ってる子供がいる。
元気だねぇ

前回登ったときは凍りに閉ざされたような寒空だった。

f0126204_23423075.jpg

山頂からは丹沢の主たる山々が見渡せる。
目を引くのは神奈川県の最高峰、蛭ヶ岳、写真の左側の山である。写真右側の山は丹沢山。
この二つの山は初夏にシロヤシオを見るために登っている。
いつかは泊まりでこの塔ノ岳と合わせて登りたい山々です。

そして西には、、、

f0126204_23474985.jpg

午後の暖かい空気が霞む先に、木花咲耶姫(コノハナノサクヤビメ)が見守る富士山が大きく出迎えてくれている。
富士山展望の良い山ばかり登っているせいか、この山を見ると登り切ったんだなぁという安堵感が出てくるような気がしてる。
そうだね。
僕はここまで来た。

そしてまた家に帰るんだ。

さようなら。
また会いにくるね。
木花咲耶姫にそっとつぶやいた。

おわり・・・


前回樹氷の様子はこちら
関連記事:カシミール鳥瞰画像
関連記事:丹沢山のシロヤシオ

前編はこちらから
中編はこちらから
by nen_randir | 2008-02-16 00:23 | Trekking | Trackback | Comments(6)

塔ノ岳へ! 中編

f0126204_20461396.jpg

Optio750Z ※一部写真はコントラスト調整をしています。

お待たせしました!
前回の続き~~~(^^♪

声を掛けてくれた男性と、別に後から来た初老の男性。
お互いそうしようと言ったわけでもないが自然とパーティーを組み、僕を真ん中に三の塔を下り始めた。
僕らの前に一人降りていった男性がいるので僕らはその踏み跡をトレースして行くことになる。
山頂からはしばらく緩やかな斜面が続いていた。
所々腰まで埋まるような雪を掻き分けるように足を進めると次第に傾斜が増して行き突然急な角度の斜面になった。
斜面を見下ろすとずっと踏み後が続き、だいぶ先に先行者が歩いているのが見える。
深い雪に覆われた斜面にはきっと登山道であろうくぼみが九十九折になって続いている。
先行者もその登山道と思われるくぼみをラッセルしながら一本の踏み跡を残してくれている。

f0126204_2144578.jpg


ともかく、トレイルを見失う恐れは無くなった。
3人は声を掛けるわけでもなくしばらくその道の行く先を見つめていたけれど、ゆっくりと初めの一人が下りの一歩を踏み出した。
踏み出した足はズブズブと雪に埋まる。
斜面の下のほうに掛かる力は雪の上に足を下ろした位置よりさらに下へとすべるように埋まっていく。

ぎゅっ  ざくっ  ざざー 

風の音と雪を掻き分け、すべる様に下る足音だけが聞こえる。

ぎゅっ  ざくっ  ざざー

金属のアイゼンが時々岩に当たってガチッっと金属音を響かせる。

時折、思った以上にすべり、慌てて手をつこうとするが手は柔らかい雪にスッと埋まっていく。
と、同時にすべった足の下では圧縮された雪が足場を作りぎゅっと止まる。
そのまま谷へすべり落ちてしまいやしないかという不安を持ちながらも、すべってはぎゅっ、すべってはぎゅっ、とだんだんリズムを感じ始める。

下りきってちょっと登り返すと小さな小屋のある山頂、烏尾山だ。
後ろを歩いていた初老の男性は車で来ているためここでタイムアップ。
今、降りてきた道を戻るということでここでパーティーは二人になった。
そして次第に僕が遅れ始め途中でばらばらになり、僕は写真を撮りながらゆっくりと進むことにした。

f0126204_21444783.jpg


次の山、行者ヶ岳は切り立った岩山だ。
どちらから登っても岩に打ち込まれた鎖を頼りに上り下りすることになる。
雪のため岩の足場が見えない。
どこに足をついていいのか?
迷いながら、一歩ずつ、足先に感じる岩の感触を確かめながら乗り越える。
慎重に足を置かないと岩角の先端で足をすべらす事になりかねない。
鎖をつかむ手に自然と力が入る。
きっと、はたから見ると不恰好な格好で降りてるんだろうな。
鎖場を降りきってふとそんなことを思い一人苦笑い。

この辺りから塔ノ岳から降りてきた人とすれ違うようになってきた。
おかげで雪を掻き分ける必要が少なくなくなった。

f0126204_21504769.jpg


次の新大日への登りは緩やかな斜面が続く。
背後には下りてきたばかりの三の塔が大きく視界をさえぎっている。
もうこんな歩いてきたんだ。
見えるだろうか?
歩いてきた道が細く頼りないが歩いてきた証となる線を雪の上に描いている。

新大日の手前で直接下から登ってきた人が休んでいた。
ベンチに腰を掛けているのかと思ったらテーブルだった。
椅子の部分は雪からちょこっと顔を出している。
吹き溜まりでなくても数十センチの雪が積もっている。

新大日への最後の急登を上りきると次はいよいよ塔ノ岳!
お茶を飲みながら歩いてきた道を振り返り、そして前を向いてやっと来たんだと、安堵と期待とを心に数分の休憩で体を休めることに集中する。

f0126204_2283529.jpg


時間は午後の1時。
本来ならタイムリミットとしていた時間だ。
だけどここまで来て目的を果たせないのは心残りになる。
雪のため余分に掛かった時間を計算に入れ予想タイムを試算する。
大丈夫。
まだ行ける。

さあ行こう!
あの山を越えれば塔ノ岳まで目の前のはずだ!
決して高い山ではないけれど、雪の怖さを知り、起伏に富んだ地形に喘ぎながらここまで来たんだ!

つづく・・・


写真と書きたいことがうまく連動しない^_^;
おかげで説明的な文が多いような。。。。
文章書くのって難しいですねぇ^_^;

前回樹氷の様子はこちら
関連記事:カシミール鳥瞰画像
関連記事:丹沢山のシロヤシオ

前編はこちらから
後編はこちらから
by nen_randir | 2008-02-14 22:45 | Trekking | Trackback | Comments(12)

Intermission

f0126204_22401383.jpg

一応と言うか本当はメインのつもりで一眼も持っていってはいたんです。
でもねー
ザックから出してる余裕がほとんどなかった^_^;
こんな状況では写真とトレッキングを両立させられるほどの精神的余裕が僕にはまだないようです。
レンズ3本も持っていって結局は負担になっただけ。
山頂を踏むたびに取り出して写真を撮りますが体力の無駄使いになってたかも。
トラブルってほどではないけどひとつ経験を積んだ。

塔ノ岳へ!の続編は明日以降のアップになると思います。
もうしばらくお待ちくださいm(_ _)m
by nen_randir | 2008-02-12 22:50 | TAMRON SP17-35mm A05 | Trackback | Comments(10)

塔ノ岳へ! 前編

f0126204_215349100.jpg

写真はすべてOptio750Z

2008年2月10日(日)

 この週末の天気予報は雨となっていた。
先日降った雪も山の上ではまだ残ってるだろう。
おとなしくしていようかな。
なんて週の初め頃は思っていた。
週の後半に入ると雪の予報に変わった。

金曜には日曜は1日晴れの予報に。
雪の予報は夜間のみとなっていた。

登山口近くのヤビツ峠まで行くバスに確認の電話を入れると雪でここしばらくは運休しているとのこと。
下の街から歩くと1時間以上余分にかかる。
でもいいや!
行ってしまえ!

 ちょうど日の出とともに出発するバスに乗り終点、蓑毛に着いたのは7時。
車やバイクでならヤビツ峠まで何度も行ったがここから歩くのは初めて。
指導票に従い道からそれて峠への直登ルートへ。
しばらく登ると前夜の積雪がはっきりと、次第に深くなって行った。
登山道には誰の足跡もない。
そのうち、鹿の足跡がこちらに向かって現れた。
鹿も歩きやすいのか登山道をずっと降りてきたようだ。
間違って獣道に入らないように注意しようと思ったが、丁寧に登山道を歩いてきた足跡をたどって標高を上げていく。
ふと振り返ると背後の相模湾に太陽が照りかえっていた。

f0126204_2224422.jpg


 朝の日差しがちょうど江ノ島に掛かっている。
その向こうには三浦半島。
このときは気がついていなかったが、朝の駅ホームを撮るときにISOを400にあげていたのを忘れていてしばらく高感度のまま撮影していた^_^;
画質が悪いですがご了解ください。。。。

 1時間半ほど掛かってヤビツ峠に着いた。
本来ならここまでバスで来ることが出来るがバス停は深い雪の中。
ウォーミングアップの済んだ所でお茶を飲んで軽い休憩をすることにした。
ザックから軽アイゼン(雪用のスパイクの様なもの)を出し、靴に装着し登山道へ向けて峠を下るとすぐに最初の山、三の塔が目の前に現れた。

f0126204_22355036.jpg


 これ登るの?
つい、心の中で呟いていた。
さっきまでと違い明らかに深い雪に覆われた山を見上げると正直しり込みする。
峠の手前は相模湾に面していて比較的温暖なため雪も多くはない。
しかし峠を越えると明らかに気候が変わる。
道路沿いのガードレールは所々雪に埋もれてしまっている。
雪国の人から見れば笑われてしまうかもしれないけど、関東の平地では見ることのない深さの雪だ。
でもここまで来て引き返すことは出来ないなと足を動かす。
しばらく車道を進むと登山道の入り口が見えてきた。
道路脇には車が1台止まってる。
しめた!
先行者がいる!
踏み跡があればトレイル(道)を見失う心配もなくなる。
少し気持ちが楽になり踏み跡をたどって三の塔へ向かうトレイルに入った。

 正直に書くと、積雪の雪山は初めてである。
気まぐれなハイキング気分の登山から趣味としての登山をはじめてまだ1年くらいである。
しかもまだ一度も歩いたことのないルートだ。
いつか歩こうと地図やガイドブックを何度も読んではいたけど、初めての挑戦がまさかこんな大雪になるとは思い描いてもいなかった。

まぁ来てしまったものはしかたない。
歩くしかないのですから。
ともかく何事にも初めてはあるのだから。

 先行者の踏み跡をたどりながら登るとしばらくして開けた場所に出た。
一息ついて背後を振り返るとピラミダルな大山がどっしりとした山容で構えている。

f0126204_2355514.jpg


標高1252mで、高山ではないけれど古来から信仰の山として親しまれている。
ここにはに登ったことがある。
まだあれから1年経っていないんだなぁ。
あの時は登山道にはずっと続く人の列が出来てた。
今はたった一人分の踏み跡があるだけ。
この先誰かと出会うのだろうか?
心細さがちょっとよぎった。

 雪の下がどうなってるかわからないので時折深く膝上まで足がはまることがある。
慣れていない雪のトレイルで早くも左太ももがつりそうになっている。
ストックを二本持って来ればよかったかもと後悔するがどうにもならないわけで、だましだまし登っていく。
しばらくして下山してくる人に出会った。
状況を聞くとどうやら先行者はこの人で、三の塔まで行ったが雪が深すぎてあきらめて帰ってきたとのこと。
え?
ってことは三の塔から先は誰も歩いてない?
踏み跡もない?
不安がよぎる。
かといって諦めるのは早い。
ともかく三の塔に登ろう。

 ようやく山頂が近い雰囲気になってきた。

f0126204_23341612.jpg

開けたそこには二の塔の看板。
その向こうに小屋のある三の塔の山頂が見えた。
もうすぐだ。
なだらかな鞍部(山頂と山頂の間の馬の鞍のようなへこみ部分)を超えて三の塔に着いたのは10時半近かった。

途中で気がついたけど、後ろに一人上ってくる人がいた。
休憩しているとその人が到着。
しばらくするともう一人。
気がつかなかったけど後ろに何人か登って来ていたらしい。
休憩している間に結局4人ほど登ってきた。

f0126204_23454147.jpg

三の塔からはこれから進むつもりでいる尾根道が先々まで見渡せる。
写真の左側、一段と高く見えるのが目的地の塔ノ岳。
ここまでだいぶ歩いてきたつもりだがまだまだ先は長い。

 ふと小腹が空いてることに気がつき小屋に入って一旦ザックをおろしておにぎりをひとつ食べた。
表に出ると塔ノ岳の左側に富士山が見える。

f0126204_23502515.jpg

富士山の神様、木花咲耶姫(コノハナサクヤヒメ)は安産、子育ての神だと言う。
僕を育ててください。
この先、塔ノ岳まで行く力を育ててください。
そっと心の中で呟いてみた。
木花咲耶姫が答えてくれたのか、何とかなるさと漠然とした気持ちになってきたとき後続の若い男性が声を掛けてきた。
若いと言っても僕と同年代くらいに見える。30代半ばだろうか。
僕よりは経験豊富そうなその男性も先週別ルートで敗退して今回もヤバそうだと言う。
それでも行けるところまで行ってエスケープルートを降りるつもりだと言うので僕はとりあえず後を着いて行くことにした。

序章は終わった。
ここからが本番。

f0126204_032755.jpg



なんだか物語り調に書いていたらやたらと長くなってしまいました^_^;
お付き合いありがとうございます。
ここで後編に続きます。

前回樹氷の様子はこちら
関連記事:カシミール鳥瞰画像
関連記事:丹沢山のシロヤシオ

中編はこちらから
後編はこちらから
by nen_randir | 2008-02-11 23:50 | Trekking | Trackback | Comments(12)