ハマナス

Rosa rugosa ハマナス
Rosa rugosa
バラ科バラ属ハマナス(ハマナシ)

ハマナス、またはハマナシと呼ばれる日本では北海道を中心に東北沿岸部などに分布する野生のバラ。
春から秋まで咲く野生種では少ない四季咲きで、北海道の花にもなっている北国ではポピュラーな樹木です。
香りもよく実は食用や薬用に使われますが、野生のものはだいぶ少なくなったそうです。

海岸の砂地を好むバラですが、栽培は比較的容易。近所のバラ苑でも巨大な株に育っています(^^♪

Rosa rugosa ハマナス

夏も時々花を咲かせていますが、春に咲いた花に実がつきます。
だから秋口は花と実を同時に楽しむこともできます(^^♪
真っ赤な実はビタミン豊富で乾燥させてティーとして利用したりします。
そのまま食べれるようですがまだ試したことがありません。

写真にも写っていますが細かい棘が多く、うっかり掴んでしまうと痛い目を見ます。
そのため、防犯目的で植えてる方もいるとか。
実際何度か刺さったことがありますが小さな棘がしっかり刺さって抜くのに苦労することもあります(^_^;)

そんなバラですが原種の中では貴重な秋も咲くバラ。
いつか野生の状態を見てみたいなと思います♪
by nen_randir | 2011-09-29 23:00 | 生田緑地 ばら苑

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Rosa galica officinalis
バラ科バラ属ロサ・ガリカ・オフィキナリス


地中海沿岸から中近東原産の野生バラ。
春のみの一期咲きで、香りがよく薬用として使われてきました。
名前のオフィキナリスとはラテン語の薬用の意味。ガリカはフランス地方の古名。

バラは古来から栽培され利用されてきた植物ですが、ローマ時代に最盛期を迎えたバラ栽培は一旦終焉を迎えます。
中世ヨーロッパではキリスト教会が権力を握る時代になりますが、バラはローマ時代の富の象徴として、またその香りが人々を惑わすとしてタブー視され、薬用のものが修道院などでわずかに栽培される程度になっていました。

一方、イスラム教では赤いバラはアッラーを表すとされており愛好されていました。
キリスト社会では敵対する宗派のシンボルって事で排除していたのかもしれませんね。

そんな中、キリスト教が聖地奪還のための十字軍遠征を始めます。
数度の遠征の中で十字軍はイスラム文化に触れます。
そこでバラの精油の素晴らしさを知った十字軍はバラをヨーロッパに持ち帰ります。
そのバラがロサ・ガリカ・オフィキナリスだと言われています。

その後このバラはフランスを中心に栽培され人々に親しまれるようになっていったのです。

一説によるとイギリスに渡ったロサ・ガリカ・オフィキナリスは薔薇戦争(1455 – 1485)のときランカスター家の紋章にもなったと伝えられています。

西洋史の影にはこんなバラの物語があったりするんですね~
by nen_randir | 2011-06-12 00:19 | FA100mmF2.8MACRO

ハマナス

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Rosa rugosa Thunb.
バラ科バラ属ハマナス

北日本に多い野生のバラ。
海岸に多く実が小さな梨のように見えることからハマナシ→ハマナスと呼ばれるようになった。
海外に渡りハイブリット・ルゴザという系統を作り出した原種です。

3月の震災で自生地が津波の被害にあったところがあります。
被災地ではまだ手付かずの所もあると聞きます。
政治の内紛状態はもうウンザリ。
そのエネルギーを被災地救済に使ってくれないものだろうか?
ニュースを見ていても茶番に見えてしまうこのごろです。
by nen_randir | 2011-06-04 00:25 | FA☆85mmF1.4